~前回までのエピソードはpart1をご覧ください!~
前回の結果は…
…
…
…
…⁉
この表情です↓
「なにこれ⁉アリだらけだよ‼」
どうやらアリが数匹…。目的の昆虫はとれなかったようです。
そう簡単にはいきませんね…
保育士は、この様子を見ながら撤去も視野に入れて見守っていると
このメンバーから新たな提案が…。
「まだ早かったんじゃない⁉」
「そうだね、もう少し置いておきたい!」
しかしたんぽぽさんが再度吉沢の森に来れるのは後1か月以上先…
保)来週はすみれさん(年長さん)が吉沢に遊びに来るんだよな…
そんな保育士のボヤキを聞き逃さずキャッチしたみんなは
「じゃあすみれさんと一緒に来る!」
「すみれさんに話してみよう!!」
…すごい熱意です。
保育園に帰り、その旨を交渉すると、何とか約束をこぎつけたみんな。
そこからはワクワクドキドキの毎日だったことでしょう…
さて迎えた一週間後。
バスを降りると一目散に仕掛けた“わな”へ‼
…
…「うわっ、なんかくさいよ⁉」
……「んっ⁉」
入っていた○○とは…↓
…
「あぁ~!!」
「入っているよ‼‼」
「形が違うのが入ってるよ‼‼」
なんと驚くことにカブトムシが本当にとれているではありませんか⁉
しかもペアで‼
これには保育士もびっくりです…。
作戦成功したみんなは保育園に帰った後、
園長先生や乳児組の先生に見せて回り、作戦の一部始終を伝えたのでした。
みんなの熱意に森が、自然がこたえてくれたようなこのエピソード。
実際に“カブトムシをとりたい”という思いを達成するプロセスには、
調べたり、話し合ったり、作ったり、失敗したり、再度考えたり…
出かける準備をしたり、思いを伝えたり、ワクワクしたり…
子ども達自身の学びのシーンが沢山あったように思います。
自然は、人が作ることのできない、
思いもよらない大切な体験が出来る環境なのだと再確認しました。
そんな素敵な環境と子ども達を
見守りながらも遊びを通して繋いだ関わり…
とても素敵ですよね!
このカブトムシが次はどんなエピソードをもたらすのか…
とても楽しみです!